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屋根ドクターのスタッフブログ

年末

スタッフブログをご覧の皆様こんにちは!
島屋は山口営業所から橋本がお送りします!

島屋グループは12/29から翌年1/7までお休みとさせていただき、1/8から始業となります。ご不便おかけいたしますがご了承頂きますよう申し上げます。

ということで、2018年も残すところあと10日です。いよいよ新年がやってくるわけですが、毎度のことながら実感がありません、もう年末か~って感じです。
こんなときにききたい落語といえば、やっぱり芝浜でしょうか。数ある噺の中でも、認知度が高く人気がある噺なのではないでしょうか。普段落語を聞かない人も、あらすじを聞くと、知ってる!となるかも?(・Д・)」


以下、引用します。

芝は金杉に住む魚屋の勝五郎。

腕はいいし人間も悪くないが、
大酒のみで怠け者。

金が入ると片っ端から質入してのんでしまい、
仕事もろくにしないから、
年中裏店住まいで店賃(たなちん)もずっと滞っているありさま。

今年も師走で、年越しも近いというのに、
勝公、相変わらず仕事を十日も休み、
大酒を食らって寝ているばかり。

女房の方は
今まで我慢に我慢を重ねていたが、
さすがにいても立ってもいられなくなり、
真夜中に亭主をたたき起こして、
このままじゃ年も越せないから
魚河岸へ仕入れに行ってくれとせっつく。

亭主はぶつくさ言って嫌がるが、
盤台もちゃんと糸底に水が張ってあるし、
包丁もよく研いであり、
わらじも新しくなっているという用意のよさだから文句も言えず、
しぶしぶ天秤棒を担ぎ、
追い出されるように出かける。

外に出てみると、
まだ夜は明けていない。

カカアの奴、時間を間違えて早く起こしゃあがったらしい、
ええいめえましい
と、勝五郎はしかたなく、
芝の浜に出て時間をつぶすことにする。

海岸でぼんやりとたばこをふかし、
暗い沖合いを眺めているうち、
だんだん夜が明けてきた。

顔を洗おうと波打ち際に手を入れると、
何か触るものがある。

拾ってみるとボロボロの財布らしく、
指で中をさぐると確かに金。

二分金で四十二両。

さあ、こうなると、商売どころではない。

当分は遊んで暮らせると、
家にとって返し、
あっけにとられる女房の尻をたたいて、
酒を買ってこさせ、
そのまま酔いつぶれて寝てしまう。

不意に女房が起こすので目を覚ますと、
年を越せないから仕入れに行ってくれと言う。

金は四十二両もあるじゃねえかとしかると、
どこにそんな金がある、おまえさん夢でも見てたんだよ、
と、思いがけない言葉。

聞いてみるとずっと寝ていて、
昼ごろ突然起きだし、
友達を呼んでドンチャン騒ぎをした挙げ句、
また酔いつぶれて寝てしまったという。

金を拾ったのは夢、
大騒ぎは現実というから念がいっている。

今度はさすがに魚勝も自分が情けなくなり、
今日から酒はきっぱりやめて仕事に精を出す
と、女房に誓う。

それから三年。

すっかり改心して商売に励んだ勝五郎。

得意先もつき、金もたまって、
今は小さいながら店も構えている。

大晦日、片付けも全部済まして夫婦水入らずという時、
女房が見てもらいたいものがあると出したのは紛れもない、
あの時の四十二両。

実は亭主が寝た後
思い余って大家に相談に行くと、
拾った金など使えば後ろに手が回るから、
これは奉行所に届け、
夢だったの一点張りにしておけという忠告。

そうして隠し通してきたが、
落とし主不明でとうにお下がりになっていた。

おまえさんが好きな酒もやめて懸命に働くのを見るにつけ、
辛くて申し訳なくて、
陰で手を合わせていたと泣く女房。

「とんでもねえ。おめえが夢にしてくれなかったら、
今ごろ、おれの首はなかったかもしれねえ。
手を合わせるのはこっちの方だ」

女房が、
もうおまえさんも大丈夫だからのんどくれ
と、酒を出す。

勝、そっと口に運んで、
「よそう。……また夢になるといけねえ」



引用元:<落語あらすじ辞典 千字寄席>
http://senjiyose.cocolog-nifty.com/fullface/2004/12/post_16.html
こちらのサイトでは落語のあらすじを千字でわかりやすくまとめていておすすめです。

好き嫌いは誰しも、何が対象でもあると思いますが、私にとってはまあいい噺で想像するだけで泣けます。いい話過ぎるだろって思う方も、こんな奥さんになりたいわぁなんて方も、奥さんがまたは旦那がかわいそうだわぁと思う方も、酒と縁を切るなんてひどい噺だ!と思う方もいるでしょう(*´_ゝ`)笑
改心した旦那さんですが、ここでは大家さんと奥さんの作戦勝ちでしたね。旦那さんからすぐさま財布を取り上げて奉行所にもっていったところで、この旦那、きっと働きません。あまつさえ「お前があの時財布を奉行所に持って行かなかったら…」とか言ってそう!この頃は十両の盗みで首は飛んだそうですし、普段働かない人が急に羽振りがよくなるといよいよあやしいので、財布を持ってちゃ遅かれ早かれお縄だったことでしょう。調子よくてハッピーで舞い上がっている時って、最悪の事態を考えないことが多いですよね。
芝浜では、夢に見た豪遊も目を覚ましてみれば空っ風、なんにもないなあ、俺って情けないなあ…と思わせ一念発起。この旦那さんを改心させるにはベストな方法がとられたのでしょう。
人によって感じ方は違うし、やる気の出し方も違うよなあと実感することも多い今日この頃です。

これまでのお噺でも紹介していますが、噺家さんによっては話の内容、起承転結が少しずつ変わっています。
平成最後の年の瀬、いろいろな芝浜を楽しんでみてはいかがでしょうか!それでは(^-^)/

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